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前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ マツシタを召喚してから、1ヶ月にもなるだろうか。もう初夏だ。 『土くれのフーケ』を逮捕してから、とりたてて大事件はないのだが…。 国際ニュースでは、アルビオン王国で国王派が貴族派に追い詰められ、王城が陥落寸前だとか。 なんだか時間の流れがすっごく早いような、遅いような感じがする。9割がたこいつのせいよ。 簡単なコモンマジックは使えるし、わけのわからない先住魔法も使える、この変な『使い魔』のせい。 布教活動を自重してからは、なんだか小汚いホウキやガラス壜を弄くっているけど…。 「おお、やっとできた。あとはこれを量産化すればいいな」 「なにそれ? ただのホウキじゃない」 「『魔女のホウキ』だ。これに跨ると平民でも空を飛べる。まだ『飛翔』の使えない御主人様もどうだ? ベラドンナ草を煎じて飲んで、ヒキガエルの香油を体に塗らなければならないが」 「草はともかく、誰がそんな気持ち悪い香油を塗るもんですか!」 「猫の皮とヤモリを食べると、もっと早く飛べるぞ」 「やめて……それにこの壜に入った、甘ったるい臭いのする液体は何?」 「これは『魔酒』とも『希望酒』ともいって、ミネラルの多い水に竹の花を集めて作った酒だ。 飲んだ者は希望に満ちて大きな借金も平気になり、以後これがないと禁断症状が」 「麻薬じゃない!! そんな恐ろしいものを私の部屋で作らないで!!」 「例の『モット伯』や金余りの貴族連中に飲ませて、もっと資金を搾り取ろうと思っている。 今度は吸い込んだ子供の知能を急激に発達させる『白い粉』を作」 「やめてお願い何でもするから世界征服とかそういうことはしないでこれこのとおりだから」 偉大なる『始祖ブリミル』よ、このルイズが何かあなたを怒らせるようなことをしましたか? 《『悪魔』とは、それを呼び出す力を有するものが、とりもなおさず悪魔ではないのかな…。 『悪魔くん』の有する、この大きな知恵の力……おお、これこそ悪魔ではないか…。 この小さな子供『悪魔くん』こそ、真の『悪魔』なのだ……》 今日も授業だ。松下も神妙に、分厚くなったノートを携えて講義に望む。 『使い魔』だから授業料は免除されているが、こいつはどんな系統魔法を使うのだろう? 教室の扉が開き、黒い服装の男性教師が現れる。生徒たちは慌てて席に着いた。 「うほん、では授業を始める。知っての通り、私の二つ名は『疾風』、『疾風』のギトーだ」 この授業の先生であるミスタ・ギトーは、酷薄かつ傲慢なので生徒には不人気であった…。 「さて諸君、さっそくだが『最強の系統』とは何か、分かるかね?」 「『虚無』、じゃないんですか?」 キュルケのその言葉に、ギトーは肩をすくめた。 「私は伝説の話をしているわけではない。四系統のうちでの現実的な答えを聞いているのだよ」 「じゃあ、この私の『火』に決まっていますわ、ミスタ・ギトー」 「ほほう、ではどうしてそう思うね? ミス・ツェルプストー」 「全てを燃やし尽くせるのは、炎と情熱。破壊こそが『火の系統』の本領、そうじゃございませんこと?」 「残念ながらそうではない。最強は我が『風の系統』さ。風こそは不可視の剣にして盾。 きみの火ぐらいなら『風』で吹き消して見せよう」 ギトーは腰に差した杖を引き抜くと、かちんときているキュルケを指す。 「では試しに、この私に君の得意な『火』の魔法をぶつけてきたまえ」 「あらあら、『微熱』のキュルケをなめると、ただの火傷じゃすみませんわよ」 「なあに構わん、本気で来たまえ。でなければ証明になるまい」 どちらも傲慢という点では人後に落ちない。いきなり教室で決闘が始まり、 前の席の生徒はこそこそと後ろへ退避する。なにせ『トライアングル』同士の対決である。 キュルケは爆乳の狭間から杖を抜き、ケッと舌打ちして『火球』を放った。 だがギトーは、大きな火球を目前にして、手にした杖を横薙ぎに振るう。 すると、ざあっと『疾風』が巻き起こり、火球は掻き消されてしまう…。 (なあるほど、『系統魔法』には相性がある。火は土を焼き尽くすし、少々の水なら蒸発させる。 だが実体のない『風』には効果がないということか。『トライアングル』同士でも実力差はあろうし) 勝負を観察していた松下は、間近で見た魔法同士の戦いに考察を加えていた。 (とはいえ、『土くれ』のフーケのゴーレムにはあまりタバサの『風』は効かなかったし、 合体魔法といって異なる系統を組み合わせる強力な魔法もあると聞く。使い手しだいだ。 あのギトーは、自分の系統を自慢したいだけなのかな。…では、『虚無』とはどんな…) 「ははは、やはり『風』の方が強いようだね、ミス・ツェルプストー。こうした疾風ばかりではなく、 『風』系統の上位魔法には、他にも『遍在』と言って……」 突然教室の扉が勢いよく開き、緊張した顔で正装したミスタ・コルベールが現れた。 42歳独身にしては寂しいかぎりの禿頭には、ロールした金髪のカツラを被っている。 「ミスタ・ギトー! 失礼しますぞ!」 「ミスタ・オレンジ。授業中ですぞ?」 「ぼくの名前はコルベールですぅ……。…おっほん。ええ諸君、今日の授業はすべて中止であります!」 一瞬静かになった教室は、すぐ歓声に包まれる。授業料が勿体なくないのか。 大歓声にコルベールは一瞬のけ反る。その拍子に、頭に被っていたカツラがとれて床に落ちた。 「滑りやすい」 タバサの一言で、今度は教室が爆笑に包まれた。 コルベールは顔を頭頂まで真っ赤にし、怒りの表情を露わにしながら怒鳴る。 「でええい黙りなさい! この小童どもが! 大口を開けて下品に笑うとは、貴族にあるまじき行い! 貴族はおかしいときは下を向いてこっそり笑うものですぞ! まったく、これでは王室に教育の成果が疑われる!」 温厚なコルベールには珍しい剣幕に、教室は途端に水木風に『しーん』とする。 「えーおっほん。皆さん、本日は我がトリステイン魔法学院にとってよき日であります。 『始祖ブリミルの降臨祭』に並ぶ、めでたい日であります」 平静を取り戻したコルベールが、芝居がかった口調で宣言する。カツラは頭に載せなおした。 「恐れ多くも、先の陛下の忘れ形見、我がトリステイン王国が誇る可憐な一輪の花、『アンリエッタ姫殿下』が、 本日ゲルマニアご訪問からのお帰りに、このトリステイン魔法学院に行幸なされます!」 教室内の、特に男子生徒が色めきたつ。ギーシュが姫殿下の名前を聞いて、悩ましくポーズをとる。 「したがって、粗相があってはいけません。 急なことですが、今から全力を挙げて、歓迎式典の準備を行います。 そのために本日の授業は全て中止。生徒諸君は正装し、至急正門前に整列すること! 諸君が立派な貴族に成長したことを、姫殿下にお見せする絶好の機会ですぞ! 御覚えがよろしくなるように、しっかりと杖を磨いておきなさい! よろしいですかな!」 (…事前のアポイントメントもなしで当日いきなり行幸など、この国の王族は下々のことを思いやれないのか。 いずれ人民革命が起きれば、可憐な王女様も断頭台の露と消えるかもしれないな) 松下がおっそろしく赤黒い思考をし、ルイズはなんとなく怖気がする。 彼は別にゴリゴリの共産主義者(アカ)ではないが、彼がいた昭和40年代前後の日本のインテリは左翼が多かったのだ。 まあ、それを考慮しても立派に過激なアナキスト(無政府主義者)だが。 「トリステイン王国王女、アンリエッタ姫殿下の、おな―――――り―――――い!!」 呼び出しの衛士が王女の行幸を告げる。 お付の女官が馬車から降りてくる王女の手を取り、ルイズたちと同年代の可憐な美少女が姿を見せた。 生徒の間から歓声が沸き上がる。胸は『つるぺた』のルイズよりは大分あるようだ。 王女はにっこりと王族的微笑を浮かべると、居並ぶ一同に向けて優雅に手を振った。 (あれが王女か。まだ随分若いが、先王崩御の後は『マザリーニ枢機卿』という人物が、 トリステインの国政を取り仕切っていると聞く……) 松下が宮廷筋からの情報を整理する。貴族の上に立つ王族に取り入るのも、『千年王国』樹立の一手段だ。 「あれがトリステインの王女ねぇ……。ふんだ、あたしの方が美人じゃないの」 ゲルマニア人のキュルケがつまらなそうに呟くが、ほとんどの生徒・教師は彼女に見入っていた。 「ああ…なんて美しさ。このギーシュ・ド・グラモンが命をかけてお守りするに相応しい」 「あんたなんかより遥かに有能な『近衛隊』がついてるわよ。…あ、あの方は…」 ルイズの視線の先には、羽根帽子を被った、凛々しい青年貴族の姿があった。 近衛兵の一人なのだろう。公爵家令嬢のルイズが知り合いでもおかしくはないが…。 歓迎の式典はつつがなく終了し、王女は貴賓室に宿泊する。 ルイズたちは解散して各々の部屋に戻り、息抜きすることとなった。 その夜遅く。不意にルイズの部屋の『窓』がノックされた。 ノックは規則正しく叩かれた。初めに長く二回、それから短く三回。 松下より先に気配に気づいたルイズは、小走りで窓へ向かうと、ゆっくりと開いた。 『空中』に魔法で立っていたのは、真っ黒な頭巾をすっぽりと被った少女。 辺りを伺い、誰もいない事を確認した後、ふわりと部屋に入ってくる。 ルイズが驚きの声をあげる前に、少女は口元に指を立てた。 「静かに。敵意はありません」 黒頭巾の少女は『杖』を取り出し、呪文を唱えて軽く振る。 「これは……『魔力感知』?」 「どこに目や耳が光っているか、わかりませんから」 部屋のどこにも監視の目がないことを確認すると、少女はようやく頭巾を取った。 「あ……あなたは、姫殿下!?」 「ああ、本当にお久しぶりね。ルイズ・フランソワーズ」 そこには、トリステイン国民の憧れの的、アンリエッタ姫殿下がいた…。 (つづく) 前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ
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ドロロンえん魔くん 【ドロロンえんまくん】 タイガーマスク 収録作品 関連リンク ポップンミュージック アニメロ2号で登場した版権曲。 アニメ「ドロロンえん魔くん」のオープニングテーマ曲で、カバー音源となっている。 ドロロンえん魔くん / 中川千秋 with 伝出殿 BPM 【仮】 5b-× N-() H-× EX-× 新難易度 EASY NORMAL HYPER EXTRA × () × × (楽曲紹介は未定) 収録作品 AC版 ポップンミュージック アニメロ2号 CS版 関連リンク [[]] 楽曲一覧/ポップンミュージック アニメロシリーズ
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原曲・中山千夏 作詞・中山千夏、作曲・小林亜星、編曲・小杉仁三 TVアニメ「ドロロンえん魔くん」OP曲。 【登録タグ 1973年の楽曲 J-POP ドロロンえん魔くん 中山千夏】 カバーした声優 佐藤ゆうこ 宮田幸季 森田成一
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【001~100】 | 【101~200】 001~100 005-006 | 三度、新スレに引越しです 野沢「 1さん、乙です!」 戸田「GJだぜ, 1!」 松岡「ありがとう、 1さん。」 保管先 | ショート集一覧 / 家族場面・伍 010-014 | 戦隊メーカー 成分分析・脳内メーカーに続いて戦隊メーカーをやってみました 戦隊名は… 保管先 | 登場人物紹介 015・017-021・024-025 | 駄菓子屋のおばあちゃん その駄菓子屋は今日も開いていました。 低い陳列棚にはうまい棒やブラックサンダーなどピカピカの包みに入ったものから、 保管先 | 短編作品一覧 035-037 | 誰がPRしとるのか!! 墓場「ヒヒ・・・こんにちは」 松岡「あっ、小父さんこんにちは」 戸田「アニメ凄い評判じゃないですか。視聴率もいいみたいですし」 保管先 | ショート集一覧 / 墓場最強伝説 042-043 | 「オマケは付いていない」「あんなの飾りです。偉い人にはそれが」 親父「子供がDVDをおねだりした時に、手が出やすい値段なんじゃよ。」 保管先 | ショート集一覧 / 高山と現下の諸状況・上 049-052・054-055 | ワーテルローは燃えているか編 読み書きの~ ツボッ 松岡「皆さん、こんにちは。またしても深夜だけれど、読み書きのツボの時間だよ。 保管先 | 短編作品一覧 / 歴鬼太で物書きのツボ 062 | 獄炎乱舞、但し炎は尻から出る 五期木綿「ネコ娘、ちょっとワシと一緒に来てくれんか。」 5ネコ「いいけど、どうしたの?」 五期木綿「……。」 保管先 | ショート集一覧 / その他のショート2 063・069・074 | ゲゲゲハウスが警察庁だったら 松岡警部 高山警部補 戸田巡査部長 野沢巡査長 目玉警視正 保管先 | ショート集一覧 / その他のショート2 064-065・(900)・067 | こう言う事があるから、道端に落ちている牡丹餅には触れないでおけ 目玉「今じゃ 900GET!」 松岡「やりましたね、父さん」 戸田「さっすが!」 保管先 | ショート集一覧 / その他のショート2 076 | 枕草子編 春は、野沢 揚々楽しくはしゃぐ様は、明るく、ピースの紫煙たなびきたる 保管先 | ショート集一覧 / 四者四様集(二) 078-082 | 兄弟誕生編 「ま、まってください!妻のお腹には、私達の子供がいるんです!」 包帯を全身に巻いた、幽霊族最後の男は叫んだ。 「子供……?」 保管先 | 短編作品一覧 089-094 | 歴代悪魔くんとボンボンからの刺客 第一笛 「ちくしょう!ちくしょう!チクショウ!」 今、ちくしょうちくしょうといいながら歩いているのはごく普通の悪魔、しいて言えば東嶽大帝の息子かなー。 名前は魔王子。 保管先 | 長編作品一覧 / 歴代悪魔くんとボンボンからの刺客 097-100 | 歴代悪魔くんとボンボンからの刺客 第二笛 ぬらりひょんたちは最初、このように考えていた。 魔王子を焚きつけ、地獄から失敬した妖怪を操る笛を当たる。 鬼太郎への恨みを募らせた魔王子は、妖怪を操って彼らを倒そうとする。 保管先 | 長編作品一覧 / 歴代悪魔くんとボンボンからの刺客 101~200 102-108 | 歴代悪魔くんとボンボンからの刺客 最終笛 「つまりこういうことだな。」 役立たずになった電話をしまい、先ほど聞こえてきた音と戸田の話を総合したものを松下は話し出す。 「魔王子というやつがソロモンの笛よろしくなものを使って妖怪を操り、 保管先 | 長編作品一覧 / 歴代悪魔くんとボンボンからの刺客 123・126 | 給食を残す子編・ビジネスチャンス編 給食を残す子がいたら 保管先 | ショート集一覧 / 四者四様集(二) 133 | 下のサムネイルをクリックで別窓が開き原寸表示されます。 保管先 | 画像作品一覧 / イラスト一覧 139 | 健康ランド編 兄弟が健康ランドに来たようです 保管先 | ショート集一覧 / 四者四様集(二) 151 | 水神様は いた んだよ!見渡す限り水没したし 「やあ、僕は水木。血液銀行の会社員さ! 保管先 | ショート集一覧 / 墓場最強伝説 152・155-156 | はかばと! 野沢「あぁ、水木さんが溶けた!」 戸田「ねずみ男!またお前のせいか!」 松岡「父さん、僕はあの人を見捨ててしまいました・・・」 保管先 | ショート集一覧 / 墓場最強伝説 159 | 殴ったね編 殴られたときの反応 保管先 | ショート集一覧 / 四者四様集(二) 165 | おかえりなさいませご主人様編 お店のおねいさん「おかえりなさいませ!ご主人様(はぁと)」 保管先 | ショート集一覧 / 四者四様集(二) 195 | 題目: 『地震』 『蜘蛛』 『画鋲』(設題) 無関連性をモットーに三つのキーワード 保管先 | ショート集一覧 / 設題ショート 198 | 題目: 『地震』 『蜘蛛』 『画鋲』(回答1) 戸田「ゲタ吉さんの部屋ってきっちゃないですね。なんです、このぺりぺりになったティッシュは。」 ゲタ吉「それはお前、思春期の証だよ。」 高山「ヒぃーっ!!!アシダカ蜘蛛がああああああああ!!!!」 保管先 | ショート集一覧 / 設題ショート スレ番号4、集録レス201~400 索引一覧へ戻る
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autolinkTOP>【と】>ドロロンえん魔くん ドロロンえん魔くん (どろろんえんまくん) 分類5【題名】 ジャンル5【その他・作品・番組】 お洒落で便利なシャッポ帽子や、中山千夏のおどろ~な主題歌が好き。 EDの『妖怪にご用心』も変な感じがしていい曲だった。 どっちかといや見た目が野暮ったい鬼太郎よりも、カッコ良くてエッチで強い『えん魔くん派』だった。 登録日 2004/06/26 【と】一覧 胴上げ 闘将ダイモス 倒叙モノ 動物 TWO‐MIX 透明ドリちゃん トーマス・オマリー 遠山・葛西スペシャル 遠山和葉 遠山刑事部長 常盤貴子 特捜エクシードラフト 特捜最前線 特捜戦隊デカレンジャー ドクトルG 時計型麻酔銃 時計じかけの摩天楼 牛鉄鍋膳玉子とじ 特急サンダーバード どっこい大作 トドロキ 翔べ!必殺うらごろし! トムとジェリー ドムドム 友達 土用の丑の日 ドラゴンフォーム ドリームキャスト 鳥谷敬 トリプルファイター 努力 トルコ トレード トロピカルランド とろりん ドロロンえん魔くん ドン・ドラキュラ ドンパチ ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
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オムニバス盤 SF特撮TV音楽全集・10 ゲゲゲの鬼太郎 河童の三平妖怪大作戦 悪魔くん 発売元・販売元 発売元:キングレコード株式会社 販売元 発売日 1985.08.05 価格 2300円(税抜き) 内容 ゲゲゲの鬼太郎(TV版) 歌:熊倉一雄 深山 妖怪復活 鬼太郎のテーマ ねずみ男と父親のデーマ ゲゲゲの森 妖怪大戦争 苦悩 出撃のマ一チ 妖怪現わる 鬼太郎大活劇 勝利のマーチ カランコロンの歌(TV版) 歌:加藤みどり/みすず児童合唱団 未公開オ一プニングテ一マ 歌:水島早苗 悪魔くん(インストルメンタル) なまけもの節 歌:ヴォーカル・ショップ/ヤングフレッシュ 妖怪大作戦(TV版) プロロ一グ ミステリー 三平珍道中 恐怖 妖怪出現 戦いのテーマ 母ヘの想い エンデイング 唄う妖怪(TV版) 歌:田の中勇/ヤングフレッシュ 備考
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タブラの狼(Lupus in Tabula) 情報 原題 Lupus in Tabula 邦題 タブラの狼 発売年 2002年 発売元 daVinci Games (イタリア) オフィシャルページ http //www.davincigames.com/page_eng.cfm?sez=01 gioco=lit ルール和文 http //www.davincigames.it/download/LupusInTabula_japanese_rules.zip カード構成 3 werewolf(人狼) 1 seer(予言者) 12 villager(村人) 1 medium(霊媒師) 1 possessed(憑依者) 1 bodyguard(ボディーガード) 2 freemason(フリーメーソン) 1 werehamster(ハムスター変化) 1 owl(疫病神) 1 mythomaniac(オカルトマニア) 1 moderator(調停者) 3 白紙カード 26 怒れる群衆カード(投票カード) 公式サイトからダウンロードできる追加カード 1 notary(公証人) 1 diablo(悪魔くん) ルールで紹介されているレギュレーション 8 予言者1 人狼2 村人5 9以上 村人か能力者を加える。 16以上 人狼3 霊媒師 9人以上 憑依者 10人以上 ボディーガード 11人以上 疫病神 12人以上 フリーメーソン 13人以上 ハムスター変化 15人以上 オカルトマニア 16人以上 公証人 14人以上 悪魔くん 12人以上 勝利条件 村人側:人狼全滅 人狼側:村人の数が、人狼の数以下になる。 ハムスター変化:ゲーム終了時に生存。 悪魔くん:襲撃されたあと、処刑される。 ルール 初日襲撃なし 予言者は「狼」か「狼ではない」かが分かる。 死亡時には役職は非公開。 霊媒師は「狼」か「狼ではない」かが分かる。 投票 時計回りに投票し、多数決で上位2位の処刑候補者を選出 →処刑候補者(2人orそれ以上)はスピーチ →処刑候補者以外の人物により決選投票し、処刑先を決定。 →同率の場合は、再度投票を行う。それでも決まらなければGMがランダムに処刑先を決定。処刑は、「最初に上位2位の処刑候補者を決定」→「決選投票」
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チーム順位 順 チ ー ム 試合 勝ち 負け 連勝 勝率 打率 防率 得率 本塁 盗塁 失策 監 督 優勝 嗚呼、平凡な日々 135 85 50 11 .629 .241 3.16 4.5 155 0 38 福田 2 関西カントリーズβ 135 81 54 12 .600 .243 3.58 4.8 181 0 16 タチコマ 3 YG 135 79 56 10 .585 .248 2.56 3.5 94 171 19 air 4 Strengs 135 79 56 7 .585 .266 3.72 4.5 110 203 19 ガルーダ 5 ペタジーズ 135 79 56 6 .585 .275 3.65 4.7 101 175 15 クソソソ 6 ★夢幻☆六紋銭★ 135 77 58 12 .570 .291 3.85 4.8 91 191 14 ♪リタ~♪ 7 三国 135 77 58 8 .570 .256 2.39 3.1 63 225 16 甘寧 8 にいがた 135 77 58 7 .570 .270 3.18 4.7 120 169 19 いずみだ 9 イーグルス 135 77 58 6 .570 .257 2.82 3.6 82 154 23 イーグルス 10 のぞきファイトクラブ 135 76 59 5 .562 .277 3.66 4.6 124 203 18 田代まさし 個人成績 順 打率 選 手 チーム 1 .397 新瑞橋 名古屋市市営地下鉄 2 .389 越後 湯田高校 3 .380 聖澤 イーグルス 4 .370 MUMIN MAJOR 5 .365 菊坂胡蝶 櫻花會 6 .360 Aki Strengs 7 .359 ♪リタ~♪ ★夢幻☆六紋銭★ 8 .352 張飛 三国 9 .352 マンカパ DSoul 10 .352 松井珠理奈 DSoul 順 本塁打 選 手 チーム 1 49 えれぴょん うるとらすみっぴぃ 2 45 神戸 関西カントリーズβ 3 41 さっしー うるとらすみっぴぃ 4 40 極十字聖拳 ㈱悪魔くん 5 38 月映巴 櫻花會 6 36 テポドン マロニー 7 36 張遼 三国 8 36 Marina Strengs 9 35 コナーソ ペタジーズ 10 35 北斗曹家拳 ㈱悪魔くん 順 打点 選 手 チーム 1 114 張遼 三国 2 108 広瀬 CARP 3 103 テポドン マロニー 4 103 月映巴 櫻花會 5 102 石垣環 櫻花會 6 101 北斗孫家拳 ㈱悪魔くん 7 100 神戸 関西カントリーズβ 8 99 北斗曹家拳 ㈱悪魔くん 9 97 朝食 嗚呼、平凡な日々 10 96 うおぬま にいがた 順 盗塁 選 手 チーム 1 124 新瑞橋 名古屋市市営地下鉄 2 94 菊坂胡蝶 櫻花會 3 83 ♪リタ~♪ ★夢幻☆六紋銭★ 4 78 Aki Strengs 5 71 HARA MAJOR 6 65 バウアー 蹴球団 7 61 るみるみ そんなこんなわけで 8 61 ながおか にいがた 9 59 島田げんき うるとらすみっぴぃ 10 59 八八八 ツインズ 順 防御率 選 手 チーム 1 1.89 内海 YG 2 2.07 劉備 三国 3 2.33 こまつ BEEFEATER 4 2.54 田中 イーグルス 5 2.70 曹操 三国 6 2.77 コウテイ 銀河帝国 7 2.82 尼崎 関西カントリーズβ 8 2.87 凡田 湯田高校 9 2.89 ごま そんなこんなわけで 10 2.91 小笠原晶子 櫻花會 順 勝利 選 手 チーム 1 51 尼崎 関西カントリーズβ 2 51 小笠原晶子 櫻花會 3 45 リポビタン 嗚呼、平凡な日々 4 44 内海 YG 5 44 Hiyo Strengs 6 43 劉備 三国 7 43 シソトロソ ペタジーズ 8 41 ごま そんなこんなわけで 9 41 むらかみ にいがた 10 40 ペレ 蹴球団 順 敗戦 選 手 チーム 1 53 前田健太 CARP 2 45 壱壱壱 ツインズ 3 43 赤川 運命の歯車は・・・ 4 42 おばな さとつ 5 41 マラドーナ 蹴球団 6 40 佐々木希 うるとらすみっぴぃ 7 39 カツ丼 マロニー 8 38 丸の内 名古屋市市営地下鉄 9 37 アンネ 銀河帝国 10 35 天丼 マロニー 順 奪三振 選 手 チーム 1 604 内海 YG 2 586 尼崎 関西カントリーズβ 3 586 小笠原晶子 櫻花會 4 573 田中 イーグルス 5 524 劉備 三国 6 518 岩隈 イーグルス 7 503 曹操 三国 8 494 佐々木希 うるとらすみっぴぃ 9 480 シソトロソ ペタジーズ 10 479 むらかみ にいがた
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前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ 「おい、起きろ」 時間はもう夜中。場所はルイズの部屋。 松下はコルベールとの問答と考察を終え、「御主人様」ルイズのもとへ勝手に入り込んでいた。 彼の「使命(野望)」を果たすため、不本意だが今は彼女に身元を保証してもらう他ない。 ルイズの魔法の実力と知識、人間関係(人脈)、実家の経済状況(資本)。 それに「使い魔」としての自分が何をすべきで、どこまで自由を制限されるのか。 知るべきことはまだ山ほどある。夜も早いのに安穏と寝ている場合ではない。 「起きろと言っているだろう」 お疲れのところ酷なようだが、寝ている場合では全くないのだルイズ。 ゴイスーなデンジャーが迫っているのだよ? 多分。 「う…うう~~~ん………」 寝苦しい。妙に背景が細かく描き込まれた、古い劇画調の悪夢ばかりが襲ってくる。 空は黒雲に覆われ、言い知れぬ妖気が漂い、遠雷が轟いている。 歩いているのは無人の荒野、原野、岩山、深い夜の森、廃墟となった古代都市の遺跡… おびただしい魔法書が並んだ巨大な本棚のある、薄暗い書斎… はたまた大鴉や禿鷹や大蝙蝠が飛び回り、野犬が死人の骨を齧っている、どうみても冥界としか思えない景色… 広い川辺に花が咲き乱れ、木々にたくさんの果実が実る楽園も見えたが、 そこへ行くと現世に戻れない気がしてやめた。向こう岸にぼんやりとした影も見えた。 戻って行こうとすると、地面には無数の蛇やヤモリや蟲が蠢き、いくつかの人魂がふわふわと浮かび、 蛆のたかった骸骨たちが醜悪な怪物たちと輪舞している。 ああ、笑っている。奴らは愉しそうに笑いさざめいている!! 「オイ、オキロ」「オキロトイッテイルダロウ?」「サッサトオキナイト……」 「死」 「ッッッッぎゃああぁぁぁあああ……あぁぁぁぁあ!!ぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!!」 ルイズは短い人生の中でこれ以上ない、激しい恐怖とともに飛び起きた。 全身に物凄い寝汗をかき、鳥肌が立って髪の毛まで逆立ち、顔面は蒼白というよりもはや土気色。 呼吸は荒く目は血走っていて、治療はされていたが少しも身心が休めた気がしない。 ちょっと下着が濡れたかもしれない。汗で。あくまでも。 咽喉と舌がひきつって大きな悲鳴が出せず、隣室の住人も寝ぼけて起きてこないのが幸いだった。 「やっと起きたか、手間のかかる奴だ」 松下が運良くよそを向いていなかったら、ルイズは再び気絶していただろう。 明かりが点いているとはいえ、夜中にいきなり彼の顔を見るのは結構怖いからだ。 「は…はははは……」 ルイズは涙目で力なく笑った。私が呼び出せた使い魔が、確かにいる。 現実は悪夢より、ずっとましだった。 「うぷっ」 吐き気がする。夢だと分かっていても怖いものは怖いし、不気味なものは不気味だ。 不気味ではあるが、使い魔(松下)がいつの間にか来てくれていたので、多少生きた心地がする。 でもまだ震えが止まらない。あの世の夢など見るものではない。 松下はとりあえず水でルイズの唇をしめらせてやり、布で軽く汗を拭ったあと、落ち着くまで放置した。 また気絶されたり、暴れたり吐かれたりしても面倒だ。一回吐かせた方がいいかもしれないが。 「あ…ありがとう、マツシタ。確かそんな名前だったわよね」 「そうだ、さっきは失礼したな。お互いに初対面で気が立っていたようだ」 「え?」 意外に親切で気のきいた使い魔に、ルイズは驚いた。 (契約のルーンの効果かしら? いまさらだけど) 「おおまかな話はあの禿頭から聞いた。どうやらしばらくはここで暮らすしかなさそうだ。 お休みのところ悪かったが、契約の詳しいことは『主人』本人からも聞いておきたいしね。 学生の朝は忙しそうだし、いまのうちに」 「え…ええ…」 本当にこいつは10歳にもならない子供なのだろうか。 どういう教育を受けてきたのだろうか。そこらの貴族のボンボンより紳士的で理知的だ。 ああ、東方の魔法使いだか、悪魔使いだかなのだった。 やっぱり私はたいしたものなのだ。ゼロなんかじゃあないのだ。 「で、使い魔としてのぼくは、具体的に何をすればいいんだ?」 まずは彼女の自尊心につけこみ、「御主人様」として面子を立てておいてやる。 目的のためには手段は選ばない。へりくだることも必要だ。 「そ、そうね。さっきしてくれたみたいに、身の回りの世話も使い魔の立派な仕事よ」 「ふむ」 「それに、主人の目となり耳となること…五感やその他の感覚を共有することね。 契約を済ませたときから自動的に共有できるはずなんだけど…… 今はできないみたい。あんたが人間だからかなあ」 「ふむふむ」 「それから、主人の必要とするもの…秘薬の材料とかを取ってくること。鉱物とか薬草とか」 「『東方』とは植生などが違うかもしれんが、一通りの知識はある。努力しよう」 異世界とか言うと説明がややこしいので、ぼくは『東方』出身の悪魔使い見習いということにしておく。 あながち間違いではないだろう。 「一番重要なのが、主人を敵から守ること! 多分あんたなら、少々の敵は大丈夫よね。 …10歳未満の子供に守ってもらうのも、どうかと思うけど」 「まあな。ぼくの手に負えない奴もいるだろうが、山賊の10人ぐらいなら平気だろう」 「…わりと微妙ね……冷静って言うべきなのかしら。 それと、使い魔は一生主人に仕えるのだけど、もし死んだら次を呼び出せるの。 死んでも私を守るのがあんたの使命よ!」 ひどい話だ。普通は動物が召喚されるそうだから、そんなものかもしれないが。 できれば二度も死にたくはない。 「さて、きみについての詳しいことなども知りたいのだが… まあ随分お疲れのようだし、今夜はこのぐらいにしておくか」 そう急いだ事もなかろう。信頼関係はゆっくりと培っていく方がいい。 「ええ、おやすみマツシタ。明日は授業だから早めに起こしてね。 それと、私を起こす前に、この汗まみれの衣服を洗濯しといてちょうだい(脱ぎ脱ぎ)」 「ああ。それで、ぼくはどこで寝ればいいんだ?」 「悪いけど床よ。毛布ぐらいはあげるわ」 「…ま、いいだろう」 使い魔というのは、結局のところ、ていのいい奴隷か召使いと言っていいようだな。 ぼくの使徒たちもそう感じていたのだろうか。悪魔と、裏切ったあいつも。 復活した『悪魔くん』松下一郎の、異世界での一日目はこうして過ぎた。 ルイズもどうやら、安心して眠りにつけたようだ…。 前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ
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夢の中への案内人とお邪魔人 ◇睡魔くん スウィル・マーロー ◇権力さん ◇夢魔さん